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zoom RSS 「とんでもなく役に立つ数学」西成活裕

<<   作成日時 : 2012/03/19 00:33   >>

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渋滞学」という一般向けの科学啓蒙書としては極めて水準の高い著作で有名になった著者が、都立三田高校の学生12名を対象に、数学による問題解決の実例、手法、メリットを縦横無尽に講義した記録が本書である。高校生向けということで、具体的な例をたくさんあげることにより、わかりやすく数学的なアプローチの御利益が説明される。「渋滞学」を読めばOKという気もするが、より身近な例をあげて、解説の敷居を下げているので、こちらから読んでみるという選択も良いかもしれない。

高校生対象ということで、著者の学生時代の様子が何度も紹介されるが、数学の問題を解くことに喜びを見出し、他の授業にはあまり関心を示さない問題児であったというエピソードが語られる。大学への数学への傾倒など、いかにも純粋数学への憧れが強い子どもであることが披露されるが、現在は「西成総研」として数学をツールに現代社会の問題を解決するというミッションに従って、著者の活動は進められている。そのあたりの指向の変化には、本書では語られていない事情がありそうで、その辺りが分かると興味深い。著者の切れ味に臆することなく、数学というツールを一人でも多くの学生に学んで欲しい。

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