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zoom RSS 「子どもの宇宙」河合隼雄

<<   作成日時 : 2009/07/12 22:30   >>

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著者は「はじめに」でタイトルが大きなものになっていることをわざわざ断っているが、まさに相応しいタイトルであり、子どもの心の中にひろがる世界の大きさへの畏怖を感じることの重要性がしっかりと説明されている。誰もが過ぎる子どもの時代であるが、大人になってしまえば当時の気持ちを復元することは難しい。そこで著者は優れた児童文学をもってくることによって、この困難を解決する手がかりを得ている。

また、子どもの問題は子どもだけの問題ではなく、育てる親の問題を子どもが解決しようとしていることの反映であったり、あるいは子どもと親和性の強い年寄りの世界というものに通じていたりする。つまり、子どもの問題を考えることは、大人の生き方を見直すことにも直結している。

著者は「子ども」の世界がいとも簡単に無視され、あるいは破壊されようとする状況に強いいらだちを覚えていることが伺える。当時と比較すると児童心理に対する理解は深まっているのであろうが、対処するべき人たち(もちろん学校の先生が含まれるが)の知識は今なお十分なものではない。

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