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zoom RSS 「日本を教育した人々」齋藤孝

<<   作成日時 : 2008/02/18 22:22   >>

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一般には「声に出して読みたい日本語」やNHKの「日本語で遊ぼう」の監修で有名な著者である。「「できる人」はどこがちがうのか」で三つの力の重要性を学んで以来、時々手にして読むようにしている。近年は特にかなりの多作であり、書きすぎで内容が薄くなっていたり、あるいは繰り返しが多いのではという危惧もあったが、本作に関してはそういう心配は無用であった。

本書では、吉田松陰、福沢諭吉、夏目漱石、司馬遼太郎の四人が「日本を教育した人」として取り上げられている。日本人像を考える上で、日本の歴史のどの時期が重要かという問題については様々な議論があるだろうが、近代の日本を形作る時期から選ばれた本書の人選は頷ける選択である。著者が何度も指摘するように、いわゆるエリートにどうして気概がないのか、あるいはどうして公のことを考えることができないのかという問題は、今後の日本を考える上で大事な問いかけのように思われる。母国語で大学の講義ができて、外国語ができなくても就職できるという現状がいかに恵まれているかを考えると、こうした先人の努力の尊さを良く理解することができるだろう。

著者が常々から提唱しているように、本書でも著者がこれらの人物のどこに敬服し、感動しているのかが分かりやすく表現されている。しかしながら、著者の書きぶりはあまりにさわやかで明快で機嫌の良いものであるために、若干心に残りにくい。やはり、ここは四人の著書を読んで著者の感動を追体験する必要があるだろう。

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